プログラミングスクール「Happiness Chain」を卒業しました
はじめに
未経験からWebエンジニアを目指す人のためのプログラミングスクール「Happiness Chain」を卒業しました。私は入会する多くの方とは違い、Webエンジニアへの転職を目指したわけではなく、Corporate ITとしてのスキルアップを目的に入会しました。
この記事では、昨年3月の入会からのHappiness Chainでの学びと、どのように仕事に活かされているのか、そして転職活動で評価されたことをお伝えしたいと思います。
これまでとこれから
これまでの経験
これまでスタートアップでCorporate ITとして働いていましたが、技術面での期待や評価はほとんどありませんでした。
よくあるCorporate IT部門と同様に、私の職場でも属人的で労働集約的な働き方をしていました。これは一概に良い悪いではなく、多くのCorporate IT部門では技術を正確に評価できる人材が少ないという現実があるため、ある程度は仕方のない部分もあるのかなと思います。
今後のキャリア
これからも別のスタートアップでCorporate ITとして働くことに変わりはありません。大きな違いは「プログラミングで組織を支える」という役割が求められるようになったことです。
技術を活かして組織の課題を解決することに正面から挑戦できるようになりました。
Happiness Chainでの学び
達成したこと
Happiness ChainのロードマップではDjango課題の途中までしか完了できませんでしたが、Git、Python、Djangoといった開発系の技術に触れられたことは大きな収穫でした。
特にPythonを学んだことで、実際の業務でAPIを活用してサービスのシステムログをBig Queryに自動収集するデータ統合パイプラインの構築などはすでに実装できるようになりました。これは自分でもかなり大きな成長だと感じています。
また、Happiness Chainでは、言語としてのPythonを学ぶだけではなく、コードレビューはGithubのPull Requestで行ったり、課題の開発環境をDockerで構築するなど、業務では当たり前となるプログラミングをするための前提知識をたくさん学ぶことができました。 これらの実践的な知識に触れることができたことも重要な学びだったと実感しています。
課題として残ったこと
一方で、完全に満足できる学習成果を得られたとは言えない部分もあります。Happiness Chainのロードマップ上ではDjangoの課題を途中までしか完了できませんでした。
また、PythonやDjangoだけでなく、DatabaseやWebセキュリティ、IaCの知識についても、まだまだ深く掘り下げたいと思う部分が多く残っています。
転職活動での評価
転職活動を通じて気づいたのは、プログラミングの勉強を継続している人材が意外と少ないということです。「ちょっとやったことがある」というレベルではなく、継続的に学習していることを示せる実績(アウトプット)が重要だと実感しました。
もちろん、プログラミングスキルだけで転職できるわけではありませんが、社会人としてのベースとなるコミュニケーションスキルと継続した学習に裏打ちされたプログラミングスキルという2つのスキルがあれば転職はできると思います。
特にCorporate ITの領域でプログラミングスクールに通ってまで学ぶ人は少ないようで、この点が私にとっては差別化要因になったと感じています。
Happiness Chainでは月報という形で毎月学んだことや感想を、日報という形で日々の学びをGithubに、それぞれアウトプットしていたので、転職活動でもやってきたことをそのまま説明することで学習を継続していることや、具体的な学習内容を伝えることができ評価してもらうことができました。
これから挑戦すること
Corporate組織では機能別(経理、労務、法務はそれぞれに扱う情報が違う)に部門が分かれているため、情報がサイロ化しがちです。プログラミングスキルを活かして、これらのサイロを解消し、必要な情報の連携をスムーズに行えるようにすることを目指しています。
同時に、それぞれの機能で異なった機密情報も多く扱うため、適切な情報統制も重要です。セキュリティを維持しながら効率化を図るバランス感覚も磨いていきたいと考えています。
具体的には以下のような領域に挑戦していく予定です:
- 社内全体の基盤となるプロセスを技術で改善し、組織を支える
- APIを活用した様々なサービスの連携
- AIの活用による業務効率化
Happiness Chainの感想
充実した学習環境
Happiness Chainのロードマップは広く深いため、最初は正直圧倒されました。「わからないことがわからない」という状態にも何度も陥りましたが、そこを乗り越えると徐々に面白さを実感できるようになりました。
毎週土曜の朝に開催される進歩報告会では、同期と顔を合わせる機会があり、それが楽しみでした。進歩報告会では翌週の目標を公言するので、自分自身を「甘えられない環境」に身を置くことができたのも良かったと思います。
的確なフィードバック
メンターのコードレビューは早く、的確でした。自分では気づかなかった視点や改善点を指摘してもらえたことで、プログラミングに対する理解が格段に深まりました。本当に感謝しています。
合宿には参加できませんでしたが、都内での勉強会には顔を出し、オフラインでのコードレビューやプログラミング以外でも新しいサービスの話題についても情報交換できたことは貴重な経験となりました。
おわりに
私はCorporate ITとしてのスキルアップを目指してHappiness Chainに入会しましたが、Webエンジニアを目指す方々と一緒に学ぶことができたのは、とても良い刺激になりました。異なる目標を持つ仲間から学ぶことも多く、視野が広がったと感じています。
Happiness Chainに入会し学習できたことに感謝しつつ、ここで得た知識とスキルを活かして、これからもCorporateエンジニアとして成長し続けていきたいと思います。